上杉の歴史と舞台芸術を合せ持つ
博物館・文化施設
伝国の杜 Denkoku-no-Mori

| 日本語 |

| English |

| 中文(繁体字) |

| 中文(簡体字) |

| 한국어 |

博物館開館時間
  9:00~17:00
(入館は16:30まで)

博物館休館日
4月~11月は毎月第4水曜日。
12月~3月は毎週月曜日。
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

2024(令和6)年度
休館日カレンダー(pdf)

文化ホール休館日
毎週月曜日
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

Yonezawa City Uesugi Museum

特別展 上杉家家臣団

展覧会一覧へ戻る

名称

直江兼続生誕450年
特別展「上杉家家臣団」

会期 前期 平成22年9月18日(土)~10月17日(日)
後期 平成22年10月23日(土)~11月23日(火・祝)
(展示替:10月18日(月)~22日(金))
(後期日程(10月23日~11月23日には、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示いたします。)
休館日
 
 

10月18日(月)~22日(金)は展示替えのため、、企画展を休館いたします。( ※常設展示室は開館いたします。 )
9月22日(水)、10月27日(水)は全館休館いたします。

料金  こちら をご覧ください。
主催 米沢市上杉博物館

直江兼続生誕450年記念特別展!
上杉家の歴史に、家臣の視点からクローズアップ!

上杉謙信、上杉景勝そして直江兼続。この3名は、戦国時代から江戸時代へという大きく変化する時代を乗り切って、米沢藩上杉家の基礎を固めた存在です。しかし、それは彼ら単独で実現したものではなく、多くの家臣たちの存在によって可能になったのです。

戦争に際して一定の軍事力をもって参加すること、領国支配に行政的立場で参画することなど、家臣の役割は多岐にわたりました。特に、後者は上杉家存続の基本的な意義を持ったものと言えます。謙信や景勝の側にあって大名勢力の中枢を構成した家臣は、命令を通達し、報告を取り次ぐのみならず、家臣間の紛争処理という大名が存立していく上で欠かせない職務を果たしていました。各地に置かれた城を預かった家臣らは地域支配を担いました。

また、謙信・景勝の時代は江戸時代の家臣団の基礎が形成された時代でもありました。軍事的緊張関係の中で謙信や景勝を頼って家臣となったり、謙信や景勝の権力を直接行使する存在として家臣団の中で重要な役割を占めるようになったりと、それは時代の移り変わりを象徴する存在であったといえます。

この展覧会では、上杉家家臣団を網羅的に紹介することはできませんが、戦国から近世にかけての上杉家の歴史を特徴づける代表的な家臣をピックアップして、家臣の視点からその歴史を紹介していくことを目指します。




■講演会

「戦国織豊期・近世初期の上杉家臣団」
日時 11月20日(土)14:00~16:00
講師 矢田 俊文 氏(新潟大学人文学部教授)
会場 伝国の杜 2階大会議室
費用 入場無料


■ギャラリートーク

日時 9月18日(土)14:00~15:00
10月2日(土)14:00~15:00

10月17日(日)14:00~15:00

10月23日(土)14:00~15:00

11月 6日(土)14:00~15:00
11月23日(火・祝)14:00~15:00
解説 当館主任学芸員  阿部哲人
場所 企画展示室
※いずれもお聞きになるには特別展入場券が必要です。


■主な展示資料
【前期】
米沢本川中島合戦図屏風(米沢市上杉博物館)
~伝説の川中島合戦
色部勝長宛上杉謙信書状
(重要文化財「越後文書宝翰集」・新潟県立博物館)
~第4次川中島合戦の、いわゆる「血染めの感状」
関東幕注文(国宝「上杉家文書」・米沢市上杉博物館)
~謙信の関東初出兵に参じた領主たちのリスト
紅縮緬鎧下着(重要文化財・上杉神社)
~景勝の養子時代の遺品
広井忠家宛上杉景勝感状(長岡市立中央図書館)
~謙信配下の景勝が自らの家臣に出した感状
中条藤資宛上杉謙信書状(米沢市上杉博物館)
~謙信が一生忘れないと感謝した手紙・初公開
紺糸威二枚胴具足 伝 直江兼続所用(会津若松市)
~米沢に里帰り
 
【後期】

上杉本洛中洛外図屏風(国宝・米沢市上杉博物館)

~秋の原本展示
上杉十九将図(林泉寺〔上越市〕)
~筆を持つ「直江山城」
上杉二十将図(市立米沢図書館)
~謙信の家臣と景勝の家臣たち
長尾藤景等四名連署禁制(居多神社)
~謙信を支えた越後の領主
色部長真宛伊達政宗書状(米沢市上杉博物館)
~揚北衆と東北の領主のつながり・初公開
朱漆塗紫糸素懸威五枚胴愚息 南蛮笠式(宮坂考古館)
~言わずと知れた前田慶次の甲冑

「米沢本川中島合戦図屏風」
(米沢市上杉博物館所蔵)〔前期展示〕
 
紺糸威二枚胴具足
伝 直江兼続所用
(会津若松市)
〔前期展示〕
上杉二十将図
(市立米沢図書館)
〔後期展示〕
 
朱漆塗紫糸素懸威
五枚胴具足 南蛮笠式
(宮坂考古館)
〔後期展示〕
 
中条藤資宛上杉謙信書状
(米沢市上杉博物館)
〔前期展示〕




料 金

種 別
特別展
一般
700円
(560円)
高校・大学生
450円
(360円)
小・中学生
300円
(240円)
( )内は20名以上の団体料金です。

 
本展覧会は常設展・企画展一体型での展示です。
上記料金にて通常の常設展示室もご覧いただけます。