Yonezawa City Uesugi Museum
特別展 没後50年 愛情の画家 椿 貞雄
展覧会一覧へ戻る名称 | 特別展「没後50年 愛情の画家 椿 貞雄」 | |
会期 | 前期 | 平成20年9月27日(土)~10月26日(日) |
後期 | 平成20年10月29日(日)~11月30日(日) | |
休館日 |
10月22日(水)、27日(月)、28日(火)、 11月26日(水) |
|
料金 | こちら をご覧ください。 | |
共催 | 山形美術館 |
本県近代絵画の先駆者。 その写実力は、師・岸田劉生をしのぐ。 |
|||
1896年(明治29年)、米沢市上花沢仲町(現在の東3丁目)に生まれた椿貞雄は、1914年(大正3年)に画家を志して上京。画家、岸田劉生(きしだ・りゅうせい)と運命的な出会いを果たします。白樺派のヒューマニズムに影響を受けた劉生は「油絵という西欧伝来の画法を用いて日本人の心を描く」という理想を抱いており、椿はその理想に共鳴し、ともに草土社(そうどしゃ)の創立に参加しました。草土社を舞台に彼らは、写実を通して精神的な「内なる美」の表現を目指す、独自の美術運動を展開しました。劉生亡き後、椿はその理念の正当な継承者となります。自らの言葉「画道精進(がどうしょうじん)」に象徴されているように、61歳の生涯を閉じるまで、日本人の油絵を描き、写実の道を追及し続けました。 |
|
■講演会 |
|||
「椿貞雄とその周辺」 | |||
日時 | 11月3日(月・祝)14:00~16:00 | ||
講師 | 村山 鎮雄 氏(元茅ヶ崎市美術館長) | ||
会場 | 伝国の杜 2階大会議室 | ||
費用 | 入場無料 |
■ギャラリートーク |
|||
オープニングギャラリートーク | |||
「椿貞雄と岸田劉生」 | |||
日時 | 9月27日(土)10:00~11:00 | ||
解説 | 当館学芸員 花田 美穂 | ||
場所 | 企画展示室 | ||
「椿貞雄と油彩画」 | |||
日時 | 10月18日(土)14:00~15:00 | ||
解説 | 当館学芸員 花田 美穂 | ||
場所 | 企画展示室 | ||
「愛情の画家椿貞雄」 | |||
日時 | 11月22日(土)14:00~15:00 | ||
解説 | 当館学芸員 花田 美穂 | ||
場所 | 企画展示室 | ||
※いずれもお聞きになるには特別展入場券が必要です。 |
■ワークショップ |
||||||||||
おとなの鑑賞時間「油彩画発見 -椿貞雄の油彩画の魅力-」 | ||||||||||
日時 | 10月10日(金)19:00~ | |||||||||
場所 | 企画展示室 | |||||||||
参加費 | 500円 | |||||||||
対象 | 高校生以上 | |||||||||
定員 | 20名 |
■主な出品資料 | ||
「赤土の山」1915年
(個人蔵) |
||
「彩子デッサン」1950年頃
(個人蔵) |
「雪国の少女」1918年
(米沢市上杉博物館蔵) |
「蕪にくわい」1926年
(個人蔵) |
「壺(白磁大壺に椿」1947年
(米沢市上杉博物館蔵) |
「八重子」1918年
(個人蔵) |
「孫二人」1956年
(米沢市上杉博物館蔵) |
「自画像」1915年
(米沢市上杉博物館蔵) |
岸田劉生「椿君に贈る自画像」
1914年(東京都現代美術館蔵) |
料 金
本展では、前期・後期のどちらかを一度だけ見ることができる【前・後期単独】チケットと、前・後期の両方を一度ずつ見ることができる割安な【前・後期共通】チケットの2種類を販売しております。 |
【特別展のみの場合】 | ||
種 別
|
特別展
【前・後期単独】 |
特別展
【前・後期共通】 |
一般
|
400円
(320円) |
600円
(480円) |
高校・大学生
|
300円
(240円) |
400円
(320円) |
小・中学生
|
200円
(160円) |
250円
(200円) |
【常設展と特別展をご覧になる場合】 | ||
種 別
|
常設展・特別展セット
【前・後期単独】 |
常設展・特別展セット
【前・後期共通】 |
一般
|
600円
(480円) |
800円
(640円) |
高校・大学生
|
400円
(320円) |
500円
(400円) |
小・中学生
|
250円
(200円) |
300円
(240円) |
( )内は20名以上の団体料金です。
|
◆おしらせ◆ | |
本展前期期間(9月27日~10月26日)と同じ会期で、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本特別展示を開催いたします。 |