特別展
国立能楽堂開場25周年記念
「国立能楽堂コレクション展
能の雅（エレガンス）　狂言の妙（エスプリ）」

5月9日（月）は展示替えのため、、企画展のみ休館いたします。
※常設展示室は開館いたします。

特別展示　上杉家伝来能衣装と能面

わが国の伝統芸能である能楽（能と狂言）は、室町時代初期の成立から600年以上もの歴史を誇る貴重な無形文化財です。2001年にはユネスコによって『世界無形遺産』として認められ、その芸術性は新たな注目を集めています。
本展覧会は、開場25周年を迎えた国立能楽堂が収集した貴重な資料を一堂に披露する初めての機会となります。能・狂言面・装束、楽器、絵画、文献資料など約180件を展示し、日本美の結晶ともいわれる能楽の文化と歴史をご紹介いたします。
とりわけ米沢では江戸時代、歴代藩主が能楽をたしなみ、中でも四代藩主上杉綱憲は能楽を積極的に普及し米沢城二の丸で行われた能楽を一般庶民に自由にみせたという記録もあります。このたびは同時開催として「上杉家伝来能衣装と能面」もあわせて特別展示いたします。
「幽玄」という独特の美意識を持つ優美な能の世界と「笑い」を基調とした狂言の軽妙な味わいをあわせてご覧いただき、能楽の奥深い世界を多くの方に堪能していただきたいと願うものです。

■ギャラリートーク

■その他会期中の関連催事

各20名程度