Yonezawa City Uesugi Museum
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時代を問わず、女性が描かれた美術作品は数多く存在します。江戸時代から浮世絵を中心に人気を博していた女性像は、明治以降、「美人画」というジャンルとして更に花開き、美人画を得意とした女流画家の登場もあって一般にも定着し、その後さまざまな広がりを見せました。 この展覧会では、当館の収蔵作品の中から女性像をテーマに構成しますが、「美人画」という伝統的な「型」に沿うものから、「型」を離れて個性や自由な表現を重視し、リアルな姿を切り取るもの、身近な存在を活写するものまで、一言で「女性像」といってもそのあり様は多彩です。広く流布してきたテーマであるからこそ、それらの 「像」が映し出す人間感情や、託された意味、社会意識なども鑑賞の見どころとして紹介します。 |
展覧会チラシ(PDF)
(クリックすると ダウンロードできます) |
■展示構成
〈第一部〉女性像の世界
Ⅰ 女性像のイメージ 美人画とは
主な作家:吉池青園/稲田吾山/後藤克芳
Ⅱ 身近な存在
主な作家:桜井祐一/阿部誠/椿貞雄/浜田浜雄
Ⅲ 心情を投影して
主な作家:浜田浜雄
Ⅳ 異国・風土と女性像
主な作家:椿貞雄/遠藤桑珠/土田文雄/新海竹蔵/桑野弘月
Ⅴ 女性像に託して
主な作家:鈴木実/桜井祐一/峯田敏郎/遠藤賢太郎
コラム いろいろな女性像
主な作家:高橋源吉
<第二部> いま見せたい!curator’s choice
主な作家:石橋和訓/田島征三/滑川聖二/鈴木蘭涯/桜井祐一
■ギャラリートーク(事前申込制/お電話でお申込み下さい)
担当学芸員による展示解説
2月18日(土)9:15~10:00 企画展示室(要入館料)
定員 どなたでも20名
◆1/10(水)9:00から申込受付開始
■ワークショップ(事前申込制/お電話でお申込み下さい)
◆3月10日(金)19:00~20:30 米沢市上杉博物館企画展示室
ナイトツアーようこそ夜の博物館へ「アートコレクションを楽しむ」
参加費:500円 定員 どなたでも20名(中学生以下は保護者同伴)
2月7日(火)9:00から申込受付開始
■主な展示資料
第1部 女性像の世界
「UNTITLED(肖像)」後藤克芳 1970年 「彩子像(赤い帽子)」椿貞雄 1955年頃
「ものおもい」吉池青園 大正期 「記念撮影―鮫ケ尾城」峯田敏郎 2014年
第2章 今見せたい!キュレーターズチョイス
「正月の図」滑川聖二 1969年
「池田成章像」石橋和訓 1912年
料 金
種 別
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コレクション展
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常設展・コレクション展
セット券 |
一般
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210円
(160円) |
420円
(330円) |
高校・大学生
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110円
(80円) |
220円
(170円) |
小・中学生
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50円
(40円) |
110円
(80円) |
( )内は20名以上の団体料金です。
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当館についての情報は、下記サイトからもご覧になれます。
アイエム「インターネットミュージアム」:米沢市上杉博物館
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伝国の杜・ナセBA連携企画 青少年・こどもの「まなび」応援
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