上杉の歴史と舞台芸術を合せ持つ
博物館・文化施設
伝国の杜 Denkoku-no-Mori

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博物館開館時間
  9:00~17:00
(入館は16:30まで)

博物館休館日
4月~11月は毎月第4水曜日。
12月~3月は毎週月曜日。
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

2024(令和6)年度
休館日カレンダー(pdf)

文化ホール休館日
毎週月曜日
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

Yonezawa City Uesugi Museum

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企画展

学んで、旅して、たのしむ浮世絵 広重美術館コレクション


会  期:前期 2023年11月11日(土)~12月10日(日)
     後期 12月13日(水)~2024年1月14日(日)
               ※12/12/(火)は常設展のみご覧いただけます。 ※1/2、3は開館します。 
休  館 日:11/22(水)、12/4、11、18、25(月)、12/27~1/1、1/9(火)  
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
主  催:米沢市上杉博物館  共催:石巻市博物館
企画監修: 広重美術館
料  金:一般490(390)円 高大生340(270)円 小中生240(190)円 ※()内は20名以上の団体


 初代 歌川広重(1797〜1858)は、四季折々の日本の風景、草花や愛らしい小動物、その土地に生きる人々の暮らしなどを抒情豊かに描いた浮世絵師です。代表作である「東海道五拾三次之内」「名所江戸百景」をはじめ、数多く描いた江戸や諸国の名所風景画は、当時から人気を得たのはもちろんのこと、今なおその魅力を失うことなく多くの人々に愛されています。 そんな江戸の庶民に親しまれ、気軽に楽しまれてきた浮世絵ですが、月日は流れ、今を生きる私たちには浮世絵に描かれているものは何なのか、そもそも浮世絵とはどういうものなのかすぐには解らないことも多くなってきています。 本展覧会では、広重美術館(山形県天童市)が収蔵する初代〜五代までの歌川広重の作品を通して、浮世絵の見方や見どころを学び、広重が描く東海道や諸国を旅しながら、時代の人々に愛された浮世絵の魅力に迫ります。また、米沢市上杉博物館が所蔵する武者絵のコレクションもあわせて展示します。江戸時代後期から明治にかけての浮世絵師たちの作品の数々をどうぞご覧ください。

展覧会チラシ(PDF)
(クリックすると
ダウンロードできます)

                                          出品リストはこちら



■展示構成  

※所蔵者名の記載がない作品はすべて広重美術館蔵

 

〈1章〉浮世絵のひみつ
            江戸のポップカルチャーとして大衆に親しまれた浮世絵。当時の人びとの浮世絵の楽しみ方、
            制作工程や職人の技を歌川広重の作品を通してご紹介します。

              

前期「東都四季名所尽 日本橋」   前期「花尽見立福禄寿 寿菊」    前期「風呂のぞき」
二代 歌川広重・三代 歌川豊国   初代 歌川広重           初代 歌川広重



〈2章〉大人気 戦うヒーロー 武者絵の魅力

           胸のすくような勇者の活躍を描く「武者絵」とよばれる浮世絵は、江戸時代を通して大人気でした。歴史上の英             雄や物語の豪傑たちの勇猛果敢な躍動する姿は圧巻です。当館の武者絵コレクションの一部を初公開します。


   

通期「太平記英雄傳 会津黄門景勝」                                                             通期「武田上杉川中嶋大合戦図」

落合芳幾 (当館)                                                                                  歌川国芳 (当館)


〈3章〉五人の広重

           歌川広重(初代)は名所風景画の絵師として一時代を築きました。その跡を継いだ初代の高弟 重宣(二代)か             ら重政(三代)、菊池貴一郎(四代)、寅三(五代)と広重の名前は昭和の半ばまで続きました。それぞれが生             きた時代を色濃く伝える作品を紹介します。

       

後期「横浜岩亀楼上」              後期「東京名所 上野公園内国勧業博覧会第二博覧会美術館図」      
二代 歌川広重                三代 歌川広重



〈4章〉肉筆浮世絵の世界 

    肉筆浮世絵は、絵師が直接絹や紙に描いたもので、一点一点オリジナルの作品です。初代広重の肉筆の代表作

    「天童広重」と二代、三代の肉筆画を紹介します。

            


前期「吉野之桜・龍田川之紅葉」       後期「王子名主の滝・王子稲荷」

初代 歌川広重             二代 歌川広重 



〈5章〉東海道五十三次の旅

 

広重の代名詞ともなった「東海道五十三次」は、天保4年に刊行された「東海道五十三次之打内」(通称「保永堂版東海道」)が始まりです。このシリーズは大ヒットとなり、広重は生涯で20種類を超える東海道シリーズを描きました。ここでは、8種類の東海道から、宿場ごとに1図を選んで日本橋から京都までの旅をお届けします。


     

前期「東海道五拾三次之内 品川 日之出 」(保永堂版東海道) 初代 歌川広重



           

「東海道 十四 五拾三次之内 原 」(有田屋版東海道)   前期「五十三次 藤川」(人物東海道)
  初代 歌川広重                       初代 歌川広重



                  

  前期 竪絵東海道            後期 「双筆五十三次 平塚」
  「五十三次名所図会 廿一 鞠子 」   初代 歌川広重・三代 歌川豊国
  初代 歌川広重  



 



      

「東海道 五十三次 石薬師 」          「東海道 七 五十三次  藤澤」 
 初代 歌川広重                初代 歌川広重

 

 


 〈6章〉諸国名所めぐり
     高い臨場感と豊かな抒情性を合わせ持つ広重の作品は、私たちのまだ見ぬ地への憧れを膨らませます。広重は
     実際に赴くことが難しい遠方の地は、名所図絵などの版本を種として、新鮮味と説得力のある作に仕上げてい
     ます。日本津々浦々、名所の旅にでかけましょう。



       

前期「武陽金澤八勝夜景」                      後期「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」初代 歌川広重                             初代 歌川広重




       

前期「名所江戸百景 深川洲崎十万坪」 後期「六十余州名所図会 出羽 最上川月山遠望」
初代 歌川広重            初代 歌川広重



■オープニングゲストトーク


11月11日(土)14:00~15:00
講師:梅澤美穂氏(広重美術館副館長) 場所:企画展示室(申込不要/要企画展入館料)




■ギャラリートーク


12月16日(土)14:00~15:00
担当学芸員による展示解説 場所:企画展示室(申込不要/要企画展入館料)



■ワークショップ「浮世絵摺師に挑戦!」


   ※定員になりました。 摺師による技術実演はどなたでもご覧いただけます。 

11月19日(日)①10:00~ ②13:30~
協力:アダチ伝統木版画技術保存財団  対象・定員/小学生以上各10名
参加費:500円 申込:10月4日(水)9:00~



■ナイトツアーようこそ夜の博物館へ 
「広重と歩く 東海道五十三次~ミラバースミュージアムがやってくる!~」


   ※定員になりました。

11月24日(金) 19:00~20:30 
講師:梅澤美穂氏(広重美術館副館長) 土屋明日香氏(同学芸員)
対象・定員/どなたでも(中学生以下は保護者同伴)20名 場所:企画展示室 参加費500円
申込:10月18日(水)9:00~



 






料 金

種 別
 企画展 
常設展・企画展
セット券
一般
490円
(390円)
700円
(560円)
高校・大学生
340円
(270円)
450円
(360円)
小・中学生
240円
(190円)
300円
(240円)
( )内は20名以上の団体料金です。



当館についての情報は、下記サイトからもご覧になれます。
アイエム「インターネットミュージアム」:米沢市上杉博物館
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伝国の杜・ナセBA連携企画 青少年・こどもの「まなび」応援

図書館利用者カード割引


 市立米沢図書館の利用者カードを米沢市上杉博物館で提示すると、
常設展・企画展とも入館料が割引になります(小学生~大学生対象。団体割引適用)。

市立米沢図書館のホームページは 
こちら をご覧ください。