上杉の歴史と舞台芸術を合せ持つ
博物館・文化施設
伝国の杜 Denkoku-no-Mori

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博物館開館時間
  9:00~17:00
(入館は16:30まで)

博物館休館日
4月~11月は毎月第4水曜日。
12月~3月は毎週月曜日。
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

2024(令和6)年度
休館日カレンダー(pdf)

文化ホール休館日
毎週月曜日
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

Yonezawa City Uesugi Museum

最新情報(2025/1/16 更新)

令和7年度 米沢市上杉博物館展覧会スケジュール(予定)

令和7年度の展覧会スケジュール(予定)をお知らせいたします。
内容は変更になる場合がありますのでご了承ください。
最新情報は随時当ホームページでお知らせしてまいります。
 

令和7年度 国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示 

天正2年(1574)3月、織田信長が上杉謙信に贈った国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は、
当館収蔵品の中でも極めて人気の高い作品です。現存する数少ない狩野永徳の真筆作品
の一つでもあり、洛中洛外図の白眉といわれます。


春:4月19日(土)~5月18日(日) 企画展示室


秋:令和7年度 秋の原本展示はありません。



※令和7年度に、当館で国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示するのは上記期間のみです。それ以外の期間は常設展示室上杉文華館で複製を展示いたします。



令和7年度 特別展・企画展 

当館は歴史博物館、美術館の役割を持つ施設です。展示は以下の4つの柱を基本に展開しています。
■米沢ゆかりの上杉に関連する展示
■教育普及的な展示/体験型展示や、地元ではなかなかみることのできない内容の展示
■市民の財産としての博物館資料を公開する展示
■調査・研究の成果を展示

※( )内は20名以上の団体料金になります。
※下記以外の期間および展示替期間は常設展料金【一般410(330)円・高大210(150)円・小中110(60)円】
 になります。


会期・料金
展覧会名
内容

前期:4月19日(土)~5月18日(日)
後期:5月24日(土)~6月22日(日)
※展示替:5/19~23
休館日:4/23(水)、5/28(水)

料金:一般 800(640)円
   高大生 500(400)円
   小中生 300(240)円

特別展 上杉家の御殿

【特別展・常設展一体型】

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」
原本展示
4月19日(土)~5月18日(日)

江戸時代、米沢城の本丸御殿は、上杉家当主の生活と儀礼の場であり、藩政の中枢としても機能しました。また、二の丸と三の丸には上杉家一族が住む複数の屋敷が置かれていました。江戸には桜田の上屋敷をはじめ、麻布の中屋敷、白銀の下屋敷があり、これらの屋敷には、上杉家の人々を警固し、暮らしを助け、藩政を担う、多数の藩士や奥勤めの女性が働いていました。本展覧会では、御殿の美麗な絵図や国宝「上杉家文書」などを読み解きながら、屋敷の空間や居室ごとの機能と役割、上杉家の人々の暮らしと儀礼、そして藩士たちの職制や仕事ぶりを探ります。また、当館の西隣には上杉伯爵邸が現存し、2025年は大正14年(1915)の再建から100年にあたります。これを記念し、上杉伯爵邸の機能と見どころなどを紹介します。

前期:7月5日(土)~8月3日(日)
後期:8月6日(水)~8月31日(日)
※展示替:8/4~5
休館日:7/23(水)、8/27(水)

料金:一般 590(470)円
   高大生 390(310)円
   小中生 240(190)円

企画展
藍のものがたり 紅花のものがたり
(仮題)

古来から糸や布を染めるために様々な染料が使用されてきました。19世紀の中頃に合成染料が誕生するまでは、動植物から抽出できる天然の染料によって色を得てきました。日本の色彩文化において欠かせない藍色と紅色は、藍の葉と紅花から生まれます。藍と紅花は染料の一つでありながら、それぞれの独自の文化を築いてきました。本展では、二つの色と染料技術の歴史、そこから生まれた意匠や衣服を紹介し、その魅力を見つめなおします。また、山形における紅花の歴史や明治に入り衰退した京都を中心に行われていた紅花染の技法、それにつれて激減した最上紅花の栽培と紅花染の復元に取り組んだ、染色研究家鈴木孝男氏の業績についても紹介します。

前期:9月13日(土)~10月13日(月祝)
後期:10月18日(土)~11月16日(日)
※展示替:10/14~17
休館日:9/24(水)、10/22(水)

料金:一般 800(640)円
   高大生 500(400)円
   小中生 300(240)円

特別展 上杉家の祈りと信仰
(仮題)

【特別展・常設展一体型】

戦乱が数多く繰り広げられた戦国時代は、戦勝を祈念する軍神(いくさがみ)が一挙に勃興した時代でした。この軍神を信仰する形は、武将が身に纏う武具や刀剣に意匠として施されています。上杉家もその例外ではなく、謙信は飯縄権現や毘沙門天を信仰の対象としており、謙信にゆかりある工芸品にその様相がうかがえます。また、上杉家は真言宗に帰依する、全国的にも希有な大名家です。この発端は上杉謙信に求められますが、その後は謙信への信仰とともに江戸時代に引き継がれていきます。特に、米沢城内に設けられた御堂は、謙信への信仰がうかがえる代表的な事例であり、全国的に見ても珍しい城のつくりと言えます。本展では、上杉家が信仰した軍神や宗教に注目し、上杉家の信仰の側面について紹介します。

11月29日(土)~令和8年1月25日(日)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/27~1/1)

料金:一般 590(470)円
   高大生 390(310)円
   小中生 240(190)円

企画展 ブルーノ・ムナーリ
―美術に出会う前の美術―
(仮題)

ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)は、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、絵本の制作、子どものための造形教育など多岐にわたる分野で活躍し、独創的でユーモアあふれる作品を世に送り出したイタリアのアーティストです。 アートは、鑑賞の対象であるだけでなく、メッセージを伝える手段でもあり、想像力を刺激するきっかけでもあり、何よりも楽しめるものであるべきだと考えたムナーリは、人が豊かな生活を送るためのアートを様々なかたちで発表しました。本展では、約200点の作品や資料を通じ、ムナーリの人となりや、作品の持つメッセージ、魅力をご紹介します。ムナーリが生涯を通じてアートと遊んだように、来館者にも日常生活や自分の中にアートの種となるアイディアや疑問を見つけ出し、それを育ててかたちにする楽しさを実感していただく展示です。

令和8年2月14日(土)~3月15日(日)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

料金:一般 500(400)円
   高大生 300(240)円
   小中生 200(160)円

コレクション展
国宝「上杉家文書」の世界Ⅷ

上杉家文書が国宝指定された最大の理由である古文書の形についてその特徴を明らかにし、そこから見えてくる歴史を紹介する予定です。

※展覧会名は変更となる場合がありますのでご了承ください。