上杉の歴史と舞台芸術を合せ持つ
博物館・文化施設
伝国の杜 Denkoku-no-Mori

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博物館開館時間
  9:00~17:00
(入館は16:30まで)

博物館休館日
4月~11月は毎月第4水曜日。
12月~3月は毎週月曜日。
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

2024(令和6)年度
休館日カレンダー(pdf)

文化ホール休館日
毎週月曜日
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その直後の平日)
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Yonezawa City Uesugi Museum

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特別展「戦国京都と上杉家」


タイトル

ご来館の方へのお願い をご確認ください。
※ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」コラボの詳細はこちら


会 期:前期 4月16日(土)~5月15日(日)
    後期 5月21日(土)~6月19日(日)
休館日:5/25(水)
主催 米沢市上杉博物館
料 金:こちらをご覧ください。


 戦国時代は、個々の戦国大名が一つの地域国家として領国を自立的に支配した時代でした。一方で、戦国大名は将軍や天皇と関わりを築くために自ら積極的に働きかけ、自身の領国支配や他領域進出に活かそうとしていました。戦国大名は領国の統治だけでなく、京都の将軍や天皇との外交関係も重視していたのです。これは、越後国の戦国大名・上杉謙信やその父・長尾為景も同様でした。
 しかし、応仁の乱以降の京都は、抗争が後を絶たず、将軍や公家が離京するなど、まさに激動のさなかにありました。この混沌とした情勢のなか、将軍や天皇は「静謐〔せいひつ〕」(世情の安定)を図るため、有力な戦国大名に接近し、その実現に努めました。これには謙信以前から、父の為景、兄の晴景が関与していたことが確認できます。また、その際に交渉の窓口として、両者の間を取り持った使者たちの活躍も見過ごせません。
 上杉家ゆかりの文化財には、将軍や天皇からの贈答品が現存するほか、国宝「上杉家文書」の中に京都との外交交渉や文化的交流を示す資料が数多く残されています。上杉家の京都外交が政治的関係の構築のみならず、文化的素養を育む機会にもなったことは注目されます。
 本展覧会では、複雑化する戦国時代の京都情勢に、長尾・上杉家がどのように向き合い、外交に取り組んできたのかをご紹介します。



■展示構成(後期)

 

プロローグ 上杉家のルーツ
  1   京都へのまなざし
      ⑴京都外交への手立て ⑵京都外交の構造~在京雑掌神余氏~ ⑶公家との交流
  2   謙信の上洛
      ⑴上洛への布石と謙信 ⑵初めての上洛 ⑶二度目の上洛 ⑷近衛前久と上杉謙信
  3   理想の京都へ
      ⑴和平交渉をめぐって ⑵将軍義昭・信長の上洛と謙信
エピローグ 信長と謙信

※前期展示資料目録は こちら(PDF)、後期展示資料目録は こちら(PDF)



■ギャラリートーク(担当学芸員による展示解説)※終了しました。


担当:池野 理(当館学芸員) 
前期:4月16日(土)17:15~、5月7日(土)9:15~ 
    3月28日(月)9:00~受付開始
後期:5月21日(土)17:15~、6月11日(土)9:15~ 
    4月25日(月)9:00~受付開始
定員:各20名 
 ※企画展示室にて、要特別展入館料


■講演会「上杉謙信をはじめとする戦国大名は、なぜ足利将軍と交流しつづけたのか」※終了しました。


日時:6月4日(土)14:00~16:00
   5月9日(月)9:00~受付開始
講師:山田 康弘 氏(法政大学・早稲田大学非常勤講師)
会場:伝国の杜2階 大会議室
定員:80名
聴講無料


■ナイトツアー「国宝上杉本洛中洛外図屏風の世界を楽しむ」※終了しました。


日時:5月13日(金)19:00~20:30
    4月7日(月)9:00~受付開始
会場:企画展示室
定員:20名 ※中学生以下は保護者同伴
参加費:500円



■主な展示資料


近衛前久血書
国宝「上杉家文書」近衛前久血書起請文
(当館蔵)【前期】
足利義輝像紙形
足利義輝像紙形
(京都市立芸術大学芸術資料館蔵)【通期】
銀河系中心領域
三好長慶像(部分)
(聚光院蔵)【前期】
足利義昭画像
正親町天皇像(部分)
(泉涌寺蔵)【通期】
洛中洛外図屏風 前期
国宝「上杉本洛中洛中洛外図屏風」【前期】
earth

米沢本川中島合戦図屏風(左隻)【後期】

【前期】 (展示資料のうち2/3以上を前後期で展示替)
・国宝「上杉家文書」 朝倉景連・山崎吉家連署状(当館蔵)
・重要文化財「実隆公記」(東京大学史料編纂所所蔵)
・短剣 無銘(号 豊後瓜実) (上杉神社所蔵)

【後期】
・重要文化財 後奈良天皇宸筆般若心経(越後国) (上杉神社所蔵)
・重要美術品 短刀 銘 吉光(号 五虎退) (個人蔵)

料 金

種 別
特別展
一般
700円(560円)
高校・大学生
450円(360円)
小・中学生
300円(240円)

( )内は20名以上の団体料金です。



「刀剣乱舞-ONLINE-」コラボ企画(5/21~6/19)


 後期展示において、短刀 銘 吉光(号 五虎退)を展示します。
これにあわせ、人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とコラボし、
五虎退の等身大パネルや書き下ろしイラストの再展示などを実施。 ◆5/29(日)には「おっきい こんのすけ」の撮影会も開催します。
 撮影会場:伝国の杜 能舞台前  ※終了しました。
  第1回 10:00~
  第2回 12:00~
  第3回 15:00~
  (各回30分程度)
 ※申込みは不要です。会場に直接お越しください。
  当日の参加状況によって人数を制限する場合があります。


(C)2015 EXNOA LLC/NITRO PLUS




当館についての情報は、下記サイトからもご覧になれます。
アイエム「インターネットミュージアム」:米沢市上杉博物館
こちら
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伝国の杜・ナセBA連携企画 青少年・こどもの「まなび」応援

図書館利用者カード割引


 市立米沢図書館の利用者カードを米沢市上杉博物館で提示すると、
常設展・企画展とも入館料が割引になります(小学生~大学生対象。団体割引適用)。

市立米沢図書館のホームページは こちら をご覧ください。