上杉の歴史と舞台芸術を合せ持つ
博物館・文化施設
伝国の杜 Denkoku-no-Mori

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博物館開館時間
  9:00~17:00
(入館は16:30まで)

博物館休館日
4月~11月は毎月第4水曜日。
12月~3月は毎週月曜日。
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

2025(令和7)年度
休館日カレンダー(pdf)

文化ホール休館日
毎週月曜日
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

Yonezawa City Uesugi Museum

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企画展

ブルーノ・ムナーリ展 美術に出会う前の美術




会  期:11月29日(土)~令和8年1月25日(日)    
           ◇休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/27~1/1) 
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
主  催:米沢市上杉博物館 
企画協力: 日本ブルーノ・ムナーリ研究会、NPO市民の芸術活動推進委員会
後  援: イタリア大使館、一般社団法人日本芸術教育学会、山形新聞・山形放送
料  金:一般590円(470円) 高大生390円(310円  小中生無料 ※()内は20名以上の団体



誰もが持つ、自由な創造のスイッチがここにあります。   



   ブルーノ・ムナーリ

 敷居が高い、よくわからないと思われがちな「美術」。ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)は、そんな「美術」の垣根を取り払い、日常の中にある形や、色、デザインの面白さや美しさに気づかせてくれるイタリアのアーティストです。ムナーリは、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、絵本の制作、子どものための造形教育など多岐わたる分野で活躍し、独創的でユーモアあふれる作品を世に送り出しました。アートは、鑑賞の対象であるだけでなく、メッセージを伝える手段や、想像力を刺激するきっかけでもあり、何よりも楽しめるものであるべきだと考えたムナーリは、人が豊かな生活を送るためのアートを様々なかたちで発表しました。  本展は、約300点の作品や資料を通じ、視覚的な要素による伝達力や日常の中にあるアートの種をかたちにする楽しさを実感してもらう展覧会です。言葉はいらない、もう一つのアートの力に気づくことができます。


■展示構成

展覧会出品リスト(PDF)準備中
          



《プロローグ 美術にであうまえの美術》   

 

ここでは、《美術》の前の美術の要素を取り上げます。 たとえば、ラスコー、アルタミラの画像、ムナーリの『未知の国の読めない文字』、《記号》を取り上げて、文字を発見する前の記号類を取り上げます。文字と同じように、視覚的な記号も物事を伝える力があることを伝える展示です。


未知の国の読めない文字 1978年


1章《ムナーリのアートの世界へ》   

 

ムナーリのアーティストとしての作品のコーナーです。各ジャンルの代表的な作品の解説テキストを入れます。 アート作品を制作しながら、アートの原理の探求する足跡を考えます。 ムナーリの作家活動があってこそ、アートの啓発活動があり、遊具やワークショップがあるのです。           
      


              

空想のオブジェの理論的再構成 1956年/1984年    折たたみのできる彫刻 1958年/1981年 



2章《日常生活を豊かにするために》   

 

日常生活を彩るプロダクト作品を扱います。コンパッソドーロのことについても言及します。この章は、最後の「万人のためのアート」の章にも連なります。           
      

                

チューブ型の照明器具 1964年/1999年       竹製の花器 1965年/1985年


3章《美術に近づくために》   

近未来の市民である子どもの健やかな育成のために、遊具、ワークショップを主に取り上げます。小さい時から、アートが必要なことに気づいてもらうスペースです。
          
      

         

プラスマイナス 1970年            本に出合う前の本 1980年
     


4章《機械と美術》   

時間・空間・運動・光など、20世紀美術の課題を先かけた作品を取り上げます。 ムナーリのアーティストとしての始まり、未来派としての始まり、機械をコントロールするアーティストの役割にスポットをあてて、その独創的な発想を考えます。「機械主義宣言」の全文を掲示します。。   

     

「ムナーリの機会」(日本語版)    軽やかな機械 1930年/1971年
1942年/2009年





5章《ムナーリの目~自然とアート》   

ムナーリが少年期を過ごしたイタリアのバディアポレジネでの自然体験が作品にどのように投映されているかを紹介します。 「ハイテンション」『円』、『オレンジ』、「アコナビコンビ」などを取り上げます。
          

アコナ・ビコンビ 196年/1965年          「木をかこう」1978年/1981年



6章《ムナーリの本の世界》           エピローグ   

ムナーリが考えた本によるコミュニケーション        アートは難しいものではなく、文字と同じく人を豊かに
著著作、絵本、アーティストブックを取り上げます      するものであり、万人ためのものであるというメッセー                                                                                               ジを紹介します。   

                 

「暗い夜に」 1956年/1968年    「ムナーリのフォーク」   小ざるのジジ 1953年/1999年
                  1958年/1997年




関連事業

■ギャラリートーク


 担当学芸員による展示解説「ブルーノ・ムナーリの魔法」 

    日 時:11月29日(土)10:00~
           ※申込不要、要展覧会チケット



■募集制ワークショップ つくろう! みつけよう! 「サラダ菜のバラでエコバッグ」


    日 時:12月13日(土)
     ①10:00~12:00 対象:未就学児
     ②13:30~16:00  対象:小学生以上        

    対 象:小学生以上 15名  

    参加費:500円 

    ※申込受付 11/12(水)9:00~ 



■募集制ワークショップ ナイトツアーようこそ夜の博物館へ  「ムナーリとあそぼう」


    日 時:12月19日(金)19:00~20:30  

    対 象:どなたでも(中学生以下は保護者同伴)20名 

    参加費:500円 
 ※申込受付 11/19(水)9:00~ 

    

 

■募集制ワークショップ つくろう!みつけよう!「おりたためる彫刻をつくろう」


    日 時:2026年 1月10日(土)13:30~16:00

    対 象:小学生以上 15名  

    参加費:500円 

    ※申込受付 12/10(水)9:00~ 

 


料 金

種 別
 企画展 
常設展・企画展
セット券
一般
590円
(470円)
800円
(640円)
高校・大学生
390円
(310円)
500円
(400円)
小・中学生
無料 
110円
(60円)  
( )内は20名以上の団体料金です。



当館についての情報は、下記サイトからもご覧になれます。
アイエム「インターネットミュージアム」:米沢市上杉博物館
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伝国の杜・ナセBA連携企画 青少年・こどもの「まなび」応援

図書館利用者カード割引


 市立米沢図書館の利用者カードを米沢市上杉博物館で提示すると、
常設展・企画展とも入館料が割引になります(小学生~大学生対象。団体割引適用)。

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